コパン遺跡

 石碑H コパン遺跡考古学公園
Parque Arqueologico Copan Ruinas
パルケ・アルケオロヒコ・コパン・ルイナス

行き方 : 中央公園からモトタクシーで5分10Lps.またはバスターミナルそばの橋を渡り遊歩道を1.5km、約15分歩くと途中で2つの石碑を見ることができます。 セプルトゥーラスは、さらに1kmほど東に行ったところにあります。
Tel : 504-651-4108
開館時間 : 年中無休 8:00~17:00(入場は16:00まで)
入場料 :
① コパン遺跡公園 ------------------ 285Lps. / US$15
  (コパン遺跡中心グループ及びラス・セプルトゥーラス地区)
② アクロポリスの地下トンネル --------- 285Lps. / US$15
  (発掘時のトンネルに入り、ロサリラ神殿等の実物を見学可)
③ 石造彫刻博物館 ------------------ 133Lps. / US$7
  (ロサリラ神殿の実物大複製や石造彫刻の粋を集めて展示)


((( すべてのマヤ遺跡の中で最も美しいといわれるコパン遺跡 )))
マヤ遺跡は中米のホンジュラス、メキシコ、グアテマラ、ベリース、エル・サルヴァドルの5カ国に渡り数多くあります。 コパン遺跡は紀元後400年頃から800年頃にかけて栄えたマヤ王朝の神殿遺跡です。マヤ遺跡の中でもコパン遺跡は全体の美しさとその芸術的価値から、最も美しい遺跡の一つと言われています。数千人を収容したグランプラザの大広場、王たちの彫像とその業績を記したステラと呼ばれる石碑、マヤ王朝の歴史を刻んだ約2200の象形文字の階段、建物全体に刻まれた芸術性豊かな彫刻の数々などから1980年ユネスコの世界文化遺産に登録されました。 現在も考古学者中村誠一先生とそのスタッフにより調査、発掘、保全作業が続いています。

大広場 Gran Plaza グラン プラサ
 大広場 コパン芸術の粋を凝縮した美しいステラ(石碑)が立ち並んでいます。 高浮き彫り、丸彫り様式の石碑群は、コパン独特のものです。これらの記念碑の大半は、王朝13代目の王である「ワシャクラフーン・ウバーフ・カウィール」(通称18ウサギ王)によって8世紀前半に建立されました。





球技場跡 Campo de Pelota カンポ デ ペロタ
 球技場 マヤ遺跡に見られる球技場遺跡の中で、コパンのものは古典期のものとしては最大規模です。
18ウサギ王によって738年に建設されました。球技場の両側が斜面になっており、その上に観覧席と思われるアーチの建造物が建っています。斜面の上部にはゴールと思われるオウムの頭部の石像が配置されています。 重いゴム製のボールを肘、腰、足だけを使い地面に落とさないようにするペロタと呼ばれる球技で、トウモロコシの豊穣と天体の運行を正常にすることを願って行われていた奉納球技と考えられています。


神聖文字の階段 Escalinata Jeroglifica エスカリナータ ヘログリフィカ
 神聖文字の階段 階段に約2200以上のマヤ文字が刻まれています。先コロンブス期(16世紀以前)におけるアメリカ大陸最長の文字記録です。18ウサギ王が建設を開始し、15代目の王「カック・イピヤフ・チャアーン・カウィール」が755年に完成させました。コパン王朝の栄光の歴史が刻まれています。





祭壇Q AltarQ アルタ クー
 祭壇Q コパン王朝史の解明に多大な貢献をした最重要記念碑の一つです。 16代目の王「ヤシュ・パサフ・チャン・ヨアート」の時代に建造された祭壇Qは、祭壇の4つの側面にそれぞれ4人ずつ 16人の王が自分の名前を意味するマヤ文字の上に座する形で彫刻されています。祭壇の正面は初代王の「キニチ・ヤシュ・クック・モ」が16代王に王杖を手渡している構図となっています。上面碑文にはコパン王朝の創始とこの祭壇の製作(776年)に関する記述があります。なお祭壇Qのオリジナルは、 コパン遺跡公園の石造彫刻博物館に展示されています。

トンネルとロサリラ神殿 Tuneles y Templo Rosalira トゥネレス イ テンプロ ロサリラ
 トンネルとロサリラ神殿 古代マヤの王達は過去に造られた神殿を埋め、その上に新たに自分の神殿を建て加えていったようです。現在見えている建物の下に何代にも渡る過去の神殿が眠っているという訳です。1989年の調査により発見された考古学者の掘ったトンネルに入ると、千数百年間埋もれていたロサリラ神殿の一部を見ることができます。遺跡公園内の博物館には、このロサリラ神殿の実物大の複製があり、見ごたえがあります。




コパン遺跡ガイドツアー Guia Turistico ギア トゥリスティコ
 ガイドツアー
公園入り口で英語またはスペイン語による解説のガイドツアーに申し込めます。遺跡を傷めないためコンゴウインコの羽がついた棒で指し示して、丁寧に解説してくれます。
* 1~9人のグループに付き:US$25(他団体料金もあります )
* 所要約2時間
* 別料金でセプルトゥーラスや美術館のガイド、温泉ツアー、
 乗馬ツアー等も扱っています。
Asociacion de guias copan社   tel : 651-4018
Cocales ITZA-AHAV社      tel : 651-4968

エル・プエンテ遺跡


エル・プエンテ遺跡 エル・プエンテ遺跡
Ruinas el Puente  ルイナス エル プエンテ
行き方 :ヤラグアツアー社の車で往復一人US$35(最小催行2名)。またはバスターミナルから、ラ・エントラーダまで行き(所要約2時間/50Lps.)ミニバスに乗り換え(9:00/11:30発)さらに6km(所要約20分/10Lps.)行く。復路は約1時間後にミニバスが遺跡前を通過。
Tel : 504-661-3423
開館時間 :年中無休 8:00~16:00
入場料 :55Lps.(遺跡、トンネル、博物館)

((( もう一つのマヤ文明遺跡 )))
エル・プエンテ遺跡はコパンの交易上の衛星都市として栄え、コパン王朝と運命を共にしたと言われています。
1938年に発見されましたが、その後長く放置され1984年からホンジュラスの国立人類学・歴史学研究所と国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊との共同プロジェクトで調査・発掘・修復されたものです。
エル・プエンテ遺跡







エル・プエンテ遺跡で一番高い埋葬用神殿建造物1に登ると、遺跡、整然と修復された神殿、住居跡の全体が見渡せ、その西南に広がるフロリダ谷の景観も含めて絶景です。いくつかの建造物にはトンネルが掘られていて、入るとそれ以前の建物を見ることができます。
ビジターセンターの展示室には、この周囲で発掘された遺物や石碑が展示され、更にこの地区の調査や文化の流れが判りやすく解説されています。マヤ文明と比較しながら日本の歴史を紹介したコーナーもあります。他に喫茶店、土産物店、駐車場、蝶や鳥を眺めて休憩できるレクリエーションコーナーもあり、エル・プエンテ遺跡の魅力は、静かで穏やかで、周囲の自然環境とともに訪れる人の心を和ませてくれることです。

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コパン・ルイナス市観光マーク

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